国ごとの花文化とタブー
花は世界共通の贈り物ですが、花の読み方は国ごとに違います。ある場所ではお祝いの花が、別の場所では追悼になることもあります。外国の友人へ、あるいは異なる文化圏の家族へ花を贈るときに知っておきたい習わしをまとめました。
数字を数える文化
日本では、4(死)と9(苦)が死や苦しみと同じ発音のため、花の本数として避けられます。中国でも4は同じ理由で嫌われる数字です。一方、西洋では本数そのものより、奇数で束ねる美学のほうが大切にされています。
Flowyricの地域設定を日本・中国にすると、おすすめの花束がこうした数字の習わしを自動的に避けてくれます。
白い花のふたつの顔
西洋で白い花は純粋と結婚の色ですが、東アジアでは葬儀の色でもあります。とくに中国で、お祝いの席に白い花ばかりの花束を贈るのは避けるべき間違いです。白い花を使う場合も、有彩色の花と混ぜて割合を抑えるのが安全です。
ヨーロッパの菊、東アジアの菊
フランス・ドイツ・イタリアで、菊はお墓に供える追悼の花です。万聖節(11月1日)に菊の鉢を持ってお墓参りをする文化があり、お祝いに菊を手渡すと、戸惑うような誤解が生まれかねません。
反対に韓国・中国・日本で、菊は秋の風情と誠実さ、長寿の象徴として、日常の贈り物にも自然です。同じ花の温度が、大陸によってこれほど変わるのです。
国を代表する花
国花を入れることは、その文化への優しい挨拶でもあります。韓国のムクゲ(一途な心)、日本の桜(純粋な心)、中国の人々が愛する梅(高潔な節操)と牡丹、フランス王家のアイリス(良い知らせ)、ドイツのヤグルマギク(繊細な幸せ) — 受け取る人のルーツを尊重する贈り物になります。
Flowyricの地域設定
Flowyricで地域を選ぶと、その国の文化ルール(数字の忌避、白い花の割合、菊の除外)がおすすめの花束に自動で反映され、その国の人々が愛するシグネチャーの花束がリストに並びます。7つの国の花文化を、旅するように巡ってみてください。