ガーベラ

ガーベラ

メイン四季

ガーベラは根元に集まる葉の間からまっすぐ茎を伸ばし、その先に丸い花を一輪、正面に向けて咲かせます。キク科の植物で、一つの花に見える部分は実際にはたくさんの小花の集まりです。花びらと呼ばれる細長い部分は周囲を囲む舌状花で、中央の濃い円盤は種をつくる筒状花が集まったところです。直径は10cmほどまで育ち、数輪を一つの花束に入れても重たく見えません。原産地は南アフリカです。学名Gerbera jamesoniiは、バーバートン近郊でこの花を発見したロバート・ジェイムソンにちなみ、アフリカンデージー、バーバートンデージー、トランスバールデージーとも呼ばれます。園芸品種の色は白、ピンク、赤、黄色、オレンジ、バーガンディーから複色まで幅広くあります。庭で咲く時期は地域や栽培条件によって異なり、米国ノースカロライナ州立大学の園芸案内では主に春と秋、条件が合えば時期を問わず花茎を伸ばすとされています。Flowyricにはオレンジ、ピンク、黄色の3色が、季節バッジのない「四季」のメインとして収録されています。

花言葉の物語

Flowyricでオレンジのガーベラの花言葉は「希望、いつも前進」です。うつむかず正面を向いて咲く姿からつけた表記で、まっすぐな茎の先に丸い顔をきちんと掲げる様子を、前へ進む心に重ねています。同じガーベラでも、色が変わると伝える趣も変わります。ピンクのガーベラは「感謝の気持ち」、黄色いガーベラは「親しみのある微笑み」です。3色が希望、感謝、微笑みを分け合い、どの色にも明るい意味があるのがガーベラの使いやすさです。笑顔に似た丸い形も、これらの表記によく合います。ただし花言葉には公認の統一基準がなく、国や販売店によって紹介される内容が異なります。ここに記した3つはFlowyricがアプリと花図鑑で共通して使う表記なので、カードを書くときの参考にしてください。

色ごとの花言葉

贈りたい瞬間

ガーベラは明るいあいさつを届けたい場面に広く使いやすい花です。新しい挑戦を控えた人には「希望、いつも前進」のオレンジを、感謝を伝えるなら「感謝の気持ち」のピンクを、気軽であたたかな便りには「親しみのある微笑み」の黄色を選ぶと、色と言葉が自然につながります。Flowyricでは色の選択がテーマ条件にも関わります。オレンジと黄色のガーベラは鮮やかなビビッドカラーに分類され、2色を合わせて3輪以上入れると「応援エール」の条件を満たします。「快復への願い」はイエロー・オレンジ2輪とグリーン2本が条件なので、オレンジまたは黄色のガーベラ2輪にグリーンを添えても成立します。ピンクのガーベラはビビッドカラーではなくピンク系なので、「記念日のギフト」や「あたたかな励まし」のように柔らかな色を数えるテーマに使えます。一方、「慰めの気持ち」は強い原色が一輪でも入ると成立しないため、オレンジや黄色ではなくピンクを選ぶのが適しています。3色ともメインなので、一輪入れるだけで「お祝い」の花の条件を満たします。

組み合わせのコツ

ガーベラは顔立ちがはっきりしたメインの花で、花束の表情を決めます。色が鮮明なので、何輪かを一か所に集めるより間隔を空けてリズムをつくり、その隙間を軽い素材で満たすと構成が整います。オレンジと黄色のガーベラをひまわりと並べれば夏の野原のような花束になり、フィラーの黄色いフリージアやオレンジのチューリップを加えると明るさが続きます。ピンクのガーベラはピンクのバラやワックスフラワーと合わせると柔らかくなり、かすみ草を少し足すと色が澄んで見えます。鮮やかな色をいくつも混ぜると散漫になりやすいので、ユーカリやルスカスのようなグリーンをたっぷり添えて余白をつくるとよいでしょう。実際に花瓶へ生けるときは、水位を浅く保ちながら十分な量の水を用意することが勧められます。茎を深く水に浸したままにすると柔らかくなりやすいため、切り口が変色したり柔らかくなったりしたら、その都度切り戻してください。日持ちは届いた花の状態や、置き場所の温度と日当たりによって大きく変わります。

ほかの花

関連ガイド

この花で花束をつくる