
パンパスグラス
グリーン秋
パンパスグラスは学名をCortaderia selloanaというイネ科(Poaceae)の草で、南アメリカ原産です。花束に使うふわふわした羽根のような部分は、葉ではなく花が集まって付いた花序です。小さな花が密に付いた花序全体がふくらんだものが、目にしている穂です。ノースカロライナ州立大学エクステンションは、この穂を銀白色にわずかにピンクを帯びた羽根状と記し、切るのにも乾燥させるのにも適した素材として挙げています。ドライアレンジによく使われる理由はここにあります。色が最初のまま固定されるわけではなく、ニュージーランド植物保全ネットワークは、屋外で育つ株の穂が時間とともにくすんだ白へ色あせると記録しています。Flowyricでパンパスグラスはグリーン役の秋の素材で、色を加えるよりも質感とボリュームで花束の土台をつくります。
花言葉の物語
Flowyricはパンパスグラスの花言葉を「さりげない愛」と記しています。このサービスがページとアプリで共通して使う編集上の名称です。この名称のそばに置いて読めることを一つ選ぶなら、パンパスグラスがその場を満たすあり方です。鮮やかな原色で目を引く素材ではなく、銀白色の穂の質感で居場所をつくり、生花として楽しんだあとも乾燥させて置きやすい素材として挙げられています。華やかに主張せずそばに留まるものに心を寄せて、この名称を読むのも一つの方法です。
色ごとの花言葉
- パンパスグラスさりげない愛
贈りたい瞬間
乾燥させて飾っておける贈り物を探しているなら、パンパスグラスがよく合います。参考資料が切るのにも乾燥させるのにも適した素材として挙げているため、花がしおれるのを惜しむ人への贈り物に向きます。新しく整える部屋やアトリエに置くインテリア素材としても無理なく使えます。Flowyricでテーマも選ぶなら、判定での数え方を知っておくと便利です。パンパスグラスはグリーン役なので、「新しい門出」と「快復への願い」がそれぞれ求めるグリーン素材2本に数えられます。ただし、ニュートラルでもグリーン役であるため、「新しい門出」の「清らかな白い花2輪」には数えられず、白い花は別に入れる必要があります。強い原色に分類されず、落ち着いた素材にも分類されているため、「慰めの気持ち」が求める落ち着いた素材3つにも数えられ、原色を避ける条件も崩しません。「記念日のギフト」では事情が異なります。このテーマはピンク・レッド、白い花、ブルー・パープルのクールトーンを合わせて全体の70%以上にすることを求めますが、パンパスグラスはどの組にも入らないため、本数を増やすほどその割合は下がります。
組み合わせのコツ
組み合わせではパンパスグラスはグリーン役を担い、花と花をつなぎながら花束にボリュームを加える土台になります。おすすめの構成では、たいていパンパスグラスを1本だけ使います。「秋の散歩」は秋の素材が一つ以上入り、イエロー・オレンジのウォームトーンが全体の半分以上であることを求めますが、パンパスグラスは前の条件を単独で満たします。一方、パンパスグラス自体はニュートラルでウォームトーンには数えられないため、何本も入れるとかえって半分という割合が下がります。オレンジの菊3本・オレンジのチューリップ2本・パンパスグラス1本・ルスカス1本を合わせた「秋の夕焼け」が、そのバランスを示しています。7本のうち5本がウォームトーンなので、半分以上という条件を満たします。パンパスグラスが入るおすすめは「秋の散歩」だけで、このテーマのおすすめにはすべてパンパスグラスが入っています。どの花色とも争わないため、オレンジの菊やオレンジのダリアのような濃い秋色と合わせれば温かくつながり、パステルの花のそばでは背景になります。ユーカリ・ルスカス・シダのようなグリーンと層をつくると、葉と穂の質感が分かれ、緑の表情が豊かになります。ドライブーケを考えているならスターチスと束ねてもよいでしょう。ただし、スターチスはグリーンではなく、紫やピンクの色を持つフィラーなので、パンパスグラスとは役割も色も異なります。