
ラベンダー
フィラー四季
ラベンダーは、細くまっすぐな茎の先に小花が穂のように密に付くシソ科(Lamiaceae)のハーブです。一般にイングリッシュ・ラベンダーと呼ばれるLavandula angustifoliaは、その名とは違ってイングランドではなく地中海地域、とりわけフランス・イタリア・スペインが原産と記載されています。低く丸く広がる矮性低木で、高さは約60センチメートル、幅は約90センチメートルまで育ちます。茎の先ごとに穂状花序が立ち上がり、灰緑色から青みを帯びた葉には香りがあります。ノースカロライナ州立大学エクステンションはラベンダー属全体についても植物全体に香りがあると説明し、開花期はその地域の庭園栽培を基準に夏と記しています。開花時期は品種と地域によって異なり、花市場に出回る時期はまた別です。やや乾いた、水はけが非常によい土を好み、干ばつにも比較的強い植物です。花色はラベンダーパープルが基本ですが、ピンクや白に咲くものもあり、Flowyricに入っているバリエーションは紫の一つだけです。このサービスではラベンダーはフィラーの役割を持ち、季節表示がないため「四季」バッジが付きます。
花言葉の物語
Flowyricではラベンダーの花言葉を「静かに待つ想い」と記しています。この表示は、このサービスが使う編集上の名称です。今、この名称のそばに置いて読めるのは、この花の使い方です。ノースカロライナ州立大学エクステンションは、ラベンダーをポプリやハーブ枕、工芸に使うハーブとして紹介し、花は切るのにも乾燥させるのにも適した素材として挙げています。華やかに視線を引く代わりに、そばに置いて長く使われ、香りで存在を知らせる花という印象は、静かに待つという名称とよく重なります。だからラベンダーの一束には、にぎやかな告白よりも、相手の一日が少し穏やかになることを願う静かな気持ちを添えて贈るのが似合います。
色ごとの花言葉
- ラベンダー静かに待つ想い
贈りたい瞬間
ラベンダーは、にぎやかな祝福よりも穏やかな挨拶に似合う花です。乾かしたラベンダーを小さな束にして贈れば、ポプリやハーブ枕として長く使えるため、贈り物が一日で終わりません。長くそばにいてくれた人へ変わらぬ気持ちを伝えたいときや、目上の方へ穏やかな感謝を伝えるときにもよく合います。Flowyricで選ぶ際には二つの点を知っておくと便利です。まず「慰めの気持ち」は、強い原色を一つも入れず、落ち着いた素材を3つ以上入れる必要があり、ラベンダーはその落ち着いた素材に数えられます。次に、名前の印象とは違ってラベンダーは夏専用の素材ではありません。「夏のバカンス」は「夏」表示の付いた素材が必ず一つ入って初めて成立しますが、ラベンダーには季節表示がないため、クールトーン3輪の条件には加わっても、夏素材の条件は満たしません。その条件は、リシアンサス・アガパンサス・ムクゲのように「夏」表示が付いた素材で満たす必要があります。お見舞いの場合は、「快復への願い」がイエロー・オレンジ2輪とグリーン2本を別々に求めること、そして生花を持ち込めるか病院へ先に確認するのが安全であることも覚えておいてください。
組み合わせのコツ
ラベンダーはとがったスパイクのシルエットを持つフィラーなので、丸いメインの花の間に挿すと高低のリズムが生まれます。紫のリシアンサスや紫のスターチスのように色相環で隣り合う紫の素材と束ねれば、一つの色の系統に整った涼やかな花束になり、黄色いバラや黄色いガーベラのように向かい合う色を置けば、紫がいっそう鮮明に引き立ちます。灰緑色の葉はユーカリやダスティミラーのようなグリーンと自然につながりますが、ラベンダー自体はグリーンではなくフィラーとして数えられるため、グリーン素材は別に入れる必要があります。茎が細く小花が密なので、メインの花で先に中心を定め、その間へ散らすように加えると構成が生きます。乾燥させるのにも適した素材とされているため、ドライブーケのフィラーとしても無理なく使えます。