
ワックスフラワー
フィラー四季
ワックスフラワーは西オーストラリア原産の低木の花で、学名はChamelaucium uncinatum、現地ではジェラルトン・ワックス(Geraldton Wax)と呼ばれます。キングス・パーク植物園はパースからジェラルトンに至る海岸の砂質平原を自生地として挙げ、常緑の葉は細く幅が狭く、花には香りがあると記しています。西オーストラリア州立植物標本館の記載によると、自生地での開花期は6月から11月で、南半球の冬と春に当たります。韓国の花市場に出回る時期はそれとは別なので、使いたい日が決まっている場合は花店へあらかじめ尋ねるのが確実です。野生の花色は白からピンクまでで、栽培品種が開発されたことで白・ピンク・紫まで幅が広がりました。干ばつにも霜にも耐える性質に加え、切ったあとも長もちするため、切り花として広く使われています。Flowyricではフィラーの役割を持ち、季節表示がないため「四季」バッジが付きます。
花言葉の物語
Flowyricでは、ピンクのワックスフラワーに「長く続く愛」、白いワックスフラワーに「長く続く幸せ」という花言葉を記しています。どちらもこのサービスが使う編集上の名称です。今、この名称のそばに置いて読めるのは、この花の使われ方です。キングス・パーク植物園は、ワックスフラワーが切ったあとも長もちすることから切り花として好まれると記し、干ばつにも霜にも耐える低木だと説明しています。長く耐える姿が目に見える花だからこそ、長く続くという二つの名称をその印象と並べて読むことができます。色によって愛と幸せに分かれるのもこのサービスの表示上の区別なので、ピンクには愛を、白には幸せを託して使えます。小さく素朴な花ですが、花束のなかで長く姿を保つところが、大きな花とは違う形で想いを伝えます。
色ごとの花言葉
- ピンクのワックスフラワー長く続く愛
- 白いワックスフラワー長く続く幸せ
贈りたい瞬間
ワックスフラワーは前へ出るよりメインの花のそばを満たす素材なので、花束の印象を変えずに気持ちをもう一重添えたいときに選びやすい花です。Flowyricのテーマ判定では、その使い方がはっきりしています。「記念日のギフト」は、ピンク・レッド系、白い花、クールトーン(ブルー・パープル)系を合わせて全体の70%以上にする必要があり、ピンクのワックスフラワーはピンク系として、白いワックスフラワーは白い花としてこの割合に数えられます。「新しい門出」では白いワックスフラワーが白い花2輪の条件に加わりますが、グリーン素材2本も別に必要なので、ユーカリやルスカスのような葉物を一緒に入れて初めて判定が成立します。ピンクのワックスフラワーは強い原色に分類されないため、「慰めの気持ち」や「あたたかな励まし」のように原色を避けるテーマに入れても判定は崩れず、「あたたかな励まし」が求めるやさしいピンク系3輪にも数えられます。実際に贈る場面では、結婚や新居祝いのように長く続いてほしいと願う瞬間に添えやすく、切り花として長もちする点も、数日にわたって眺める贈り物にはうれしいところです。
組み合わせのコツ
ワックスフラワーはフィラーなので、バラや芍薬のように大きく丸いメインの花の間を小花で埋める位置に置きます。小花を数本加えるだけでもまばらな隙間が自然に満たされ、小花が大きな花のボリュームを際立たせながら支えます。色を合わせるとき、ピンクのワックスフラワーはピンクのバラや芍薬のような隣り合う色のウォームトーンのメインへ自然にトーンがつながり、白いワックスフラワーはニュートラルに分類されるので、どの色と合わせても配色を崩しません。ただし、葉が細いからといってグリーン素材の代わりにはなりません。このサービスでワックスフラワーの役割はフィラーであり、「新しい門出」や「快復への願い」が数えるグリーンは、ユーカリ・ルスカス・シダのようにグリーンに分類された素材だけです。葉物を別に一、二本加えて花束の背景をつくり、そのあとワックスフラワーで間を埋めると、構成が整います。